☆サトミの「天津留学日記」 
       
             北京とうちゃ…く…U.UzzzZZ  2004.9.16


ごあいさつ:

九州生まれの福岡育ち、バリバリの九州人でございます!!
去年、一度北京の北京語言大学に日本の大学を通じてセメスターとして留学しました。
が、その時SARS時期と重なってしまって、2ヶ月ちょっとで惜しくも帰国することになってしまいました。 (;■;)
ただ今、天津大学の国際教育学院で中国語を専攻しています。
予定としては来年の1、2月までこの大学で中国語を学ぶつもりです。
留学生活も2ヶ月経ちましたが、本当にまだまだ中国語に悩まされる毎日です。
ここでは私の感じた「中国・天津」を少しずつ綴っていくつもりです。
(あまり頻繁には書けないと思いますが…)
あなたの中国理解に少しでもお役に立てたら嬉しいです☆(^^)☆
ナマエ :サトミ
生年月日:1982.8.2
出身 :福岡県
職業 :福岡の某大学3年生が終わりました
(只今休学中)
■バックナンバー 第一回 第二回 第三回


 北京駅に着いたのは早朝の4時45分、眠い〜=。=)早朝の北京駅はさすがに昼間より人が少なめだが、やはり輪タク(人力三輪車)のお兄ちゃん達が「どこ行くんだ?王府井か?」と声をかけてくる…彼らはいつ休んでいるんだろう??×_×;)


                        北京西駅

「早点(ザオディエン)」
                   
 こんな早朝だが朝ごはんを食べようと言うことになり、地下鉄で前門駅に向かった。ガイドブックに載っていた小龍包子専門店は24時間営業らしく、午前中に行く予定の天塔も前門から向かうのでちょうど良かった。前門は天安門広場から下ったところで正陽門(前門)、箭楼などの観光スポットもあるため訪れた方も多いだろう。前門に着き地図を頼りに店まで重い荷物を背負い前門大街を下っていった×0×;)…朝からキツイっす。そしてついに着いたーーー!!^▽^)/……「あれっ??」店の中が暗い…中で店のおっちゃんが椅子の上でグーグー寝てる…閉まってる〜〜;▲;)案内の看板に朝9時からと書いてあった。イヤーー>■<;)小龍包子!!!!<(;■;)>っと言うわけで泣く泣く前門駅に戻り、駅の近くで早点(朝ごはん)を呼びかけていた店に入った。6時前というこんな朝早くから…大声を張っている店のお姉さん、あなたは凄い!!このお店で中国らしい早点「豆腐脳(豆乳を煮立て、石こうを入れて半固形に固めたもの。好みの調理料をかけて食べる)」「餅」「包子」を頂いた。どれもそこそこ美味しかった。特に教科書で習った「豆腐脳」の本物を食べることができ嬉しかった。私たちが食べたのは細く切った竹の子の様なものが入った茶色の粘り気がある餡で、豆腐はその中に浸っていた。あまり味はなく少し塩辛い、さっぱりして体にも良さそうな朝ごはんだった。^V^)ごちそうさま☆お腹一杯になった私たちは天塔に向かって歩き出した…目的地まで何キロあるかもよく知らずに…=−=)


「チャイナのおじいちゃん・
          おばあちゃん^v^☆」


 天塔に向かう途中、目にしたのが北京のお年寄りの早朝ライフである(@0@)とあるマンションの一角に小さい公園がある。その公園の中には赤や青、紫などカラフルな色をした滑り台、鉄棒、空中歩きの器具、座って自分の体重を持ち上げる器具等など。どれも身体を鍛えるため健康のために作られたものであろう。北京の住宅街では至るところで見られ、こちら天津でも見かけることがある。それらの器具を使ってお年寄りが毎朝身体を鍛えているのである。皆様々な器具をそれぞれのやり方で使っていておもしろい。私たちもその中に混ざって遊んでいた(☆V☆)イヒヒ☆話しはそれるが、中国のお年寄りの朝は早い!上に活動的である。例えばここ天津大学内では毎朝6時前には色んな種類の太極拳や踊り、散歩、ジョギングで体を鍛え、体操をしながら楽しそうに世間話しをするお年寄り、大学生は朝から大きな池の周りで声を出して勉強をする姿を見ることができる。早朝からとても活気があり私はこの光景が大好きだし、お年寄りの心身にとても良いと思う。この中国の習慣を私は尊敬している(UvU#)

「みどーりみどりな天塔!」

 40分近く歩いただろうか?長〜〜い壁を辿りながらやっと天塔の北天門に到着☆通し券が35元(学割なし;_;)とパンフレット2元をセットで買わされた。朝の8時で地元のおじいちゃんおばあちゃんや観光客でいっぱいである。地元の人はタダなのだろうか?門をひょいひょい通過して行く、ただ私たち観光客はちゃんとチケットを切ってもらい中に入った。「おお、キレーイ☆0☆!!」これが天塔の最初の印象だった。天塔は旧外城にあり、明清時代に皇帝が天に五穀豊穣を祈った場所。面積が273万u現存する中国最大の祭祀建造物。現在は公園になっている。北門をくぐると綺麗な濃緑した木の並木道が迎えてくれる。道はちゃんと整備されており、赤茶けの壁と門が濃緑の芝生に良く映える。騒々しい車の音も聞こえず、急ぐ人もおらず時間がとってもゆったり動いている。そして、ここでも多くのおじいちゃんおばあちゃんが優雅に太極拳をしたり、身体を動かしながら楽しそうに世間話をしている。天塔がこんなに落ち着ける場、憩いの場とは思ってもみなかった。私は特にこんな緑に恵まれた場所で元気で楽しそうなお年寄りをみることができたことが嬉しく、この時点で天塔が好きになった^▽^)/


 「おつかれモード=▲=;」
 しかし、朝がかなり早い上にここ天塔までの徒歩が効いたのか、早く回りたい気持ちとは裏腹に身体がダルく、少しめまいがして歩けなかった=▲=;)2人でベンチを見つけ太極拳をみながらしばし休憩…U。U)zzzZZ…のつもりが、2人ともいつの間にか1時間ほど寝ていた!!>L<)しかし、おかげで先ほどのめまいも消え、よしっ改め天塔回り開始!!北門からは祈念殿が一番近く、外からも祈念殿の頭が少し見える。途中楽器を演奏する若者や鳥かごを持って散歩するおじいちゃんを(←これも中国の名物?)見ながら、祈念殿の入り口に向かう。私たちが入った入り口は西側の小さめの入り口で、そこの階段の真ん中広く場所を取っており、そこで中国人は後ろ向きで登っていた。たぶん、身体を鍛える一つの方法なのだろう…とりあえず私たちも真似してみた☆H☆)もちろん写真もね☆

「祈念堂」

三層の真っ白な大理石の壇上にドーンッと“祈念堂”が建つ!!私たちが行った時はあいにくの曇り空だったが、三層の瑠璃瓦と赤茶色の壁や柱が本当に青い空に良く映える。祈念殿の中には入れないが、3ヶ所から中を見れることができ、そこはいつも人が一杯でバーゲンセールのおばちゃんの気持ちで突っ込んで行かなくてはならない*■*)>負けてられるか!!内部は単純な感想だがとても綺麗である。円形の部屋は高さ38m、直径30m。梁、釘を使わない木造建築らしく、真ん中の皇帝の座を挟むように建つ4本の柱(龍井柱)は赤をベースにおしみなく金箔を使って四季を表す葉や花を描いている。そして、皇帝の座を見たら是非天井(龍鳳藻井)を忘れずに見て欲しい☆U☆)私の文章力ではうまく表現できないが緑、白、赤、青そして金。幾何学的なのか何なのか、まさに中国!!という龍や模様が一つの隙間もなく見事に描かれている。簡単に言うと中華街でよく見る門の屋根の部分の技術がかなり濃縮されていると考えてもらえばいいだろうか…?_?)ここで皇帝が毎年、正月に豊作を祈ったそうだ。私は「すっごい、キッレー@0@!! どうやって、こんな凄いもの建てたんだろう?あんな高いところにどーやって絵描いたんだろう…。やっぱり昔の人は凄い!命かけてやったんどろうな〜」と本当単純に感動するだけである。そして、やはり祈念殿の前では多くの中国、欧米系の観光客が記念写真を撮っている。私たちも負けずにパシャパシャv^■^)vピース☆

またこの祈念殿の北側に回るともう一つ“皇乾殿”が建つ。ここは祈念殿に祀られた神位の供養を行った場所らしい。

他に、祈念殿の両側にまた白の大理石の上に2つ長めの建築物が建つ。どちらも中は博物館になっており、祭天の際使った楽器や衣服、どのように皇帝が神に祈ったかなど歴史好きの人にはなかなか興味深い物が数多く展覧されている。説明書きは英語と中国語…なんとなくしか分からないのが悔しい>n<;)
















「皇帝気分♪」

 祈念殿をきらびやかな北天門から出ると、門の真ん中の所で皇帝の衣装が貸し出ししている。あまりこういう観光っぽい物をお金出して体験しないのだが、今回は記念に!!と、赤いきらびやかな皇帝(?)の衣装を借り記念写真を撮ってしまった☆衣装代:20元。はじめての皇帝気分:プライス・レス☆皿☆)Vイヒヒ


「なっがーい3o3」

次の皇穹宇まで向かう“丹陛橋”は本当になっがーーい☆もう記憶が定かではないが、数百m続く、幅も広く白い石畳の橋で、赤い灯が等間隔に並んでいる。橋は普通に前に歩くのもよいが、この橋から望む祈念殿がまた良い!!ので、少し危ないが後ろ向きでゆっくり歩いて景色を楽しんだ。他にも少し広場になっている所では地元のお年寄りや中年の人々が小太鼓や笛に合わせきれいな声で合唱したり、ダンスをしたり、とても賑やかである♪^v^)♪嗚呼、チャイナは素敵だ☆

「何してるの??」

“皇穹宇”は見事な丸い、というかまぁるい灰色の壁が建ち、少し小さめな門をくぐると中はそれほど広くない。敷地の少し北よりに円形の青い屋根、綺麗に赤の壁で飾られた皇穹宇が建つ。それほど高くなく19.5m直径15.5m、どちらかというとかわいい建築物という印象であった^3^)周りを見渡すと人々が壁に向かって叫んだり笑ったり、手を叩いたりしていた。んっ??「みんなどーした!?頭大丈夫か!?(×m×)」ちゃんと説明書きを見ると“回音壁?Echo Wall --”と書いてあった。私が以前買った絵葉書の中に壁に向かってささやくおじいさんの絵葉書があり「何しているんだろう、面白くない葉書だな〜」っと思っていたのは、どうやらこの風景のようである…ちゃんと事前に勉強しておくべきである^^;)ここ皇穹宇の回音壁は音が反響することで有名で、左右に分かれ壁に向かいささやくと180度反対の所にその声が伝わるらしい。しかし、大勢の人が大声で「おーい、聞こえるか〜?」と、叫び、すぐ近くでその相手が「おお、聞こえる聞こえる!!」と反響を楽しんでいた。そんな大声やったら、そりゃ聞こえるわい^c^;)たぶん、周りはこの様にザワザワ雑音が多いのでちゃんとした反響は楽しめないと思う。

他にもこの壁には現象があるようで、中庭に“三音石”という3枚の長方形の石が置かれいる。一枚の石の上で手を叩くと、こだまが一回返り、2枚目の石で手を叩くと2回、3番目では3回返ってくるらしい。私はその時知らず試していないが…どちらの現象もおもしろいので、人があまり居ないとき試したい!!早朝から行かなくては…>U<;)みなさんもお試しあれ〜☆




「園丘」

この皇穹宇のすぐ前に建つのが“園丘”である。皇帝が神に直接祈る場所らしく、中の園丘は三層の白い石造りで上に建物など何も建ってなく、白い円形の土台イメージ☆何か不思議な感じを受ける。「ん?何か足りない。っていうか変」というのが、率直な意見である。毎年、斎宮で身を清めた皇帝がこの園丘でその年に起きた重要な出来事を天帝に報告した。この最上段の中心点(天心石)の上で小声でしゃべると、反響してその人に声が返ってくるらしい。天心石はもちろん一つだけで、みんな競うように写真を撮って、声を出してとやっていたが果たして聞こえたのだろうか?

「アンパンが…」

もう一つ大きなポイントが“斎宮”である。そこに向かう前に疲れが溜まった私たちはまた一休みした。少しお腹に何か入れようと思い、売店でアンパンを買って2人で少し食べた。このパンはアンパンと言うのは仮の名で、別名は“スカスカぱさぱさのパン生地にちょびーーーっとのあんこ”というのが正式名だ!!>#<)/しかも、観光地なので少し高めである。絶対おススメしない!!(;m;)しくしく

一休みしてまた歩き始めると、(一緒に旅をしている)ユカが気分が悪くなってしまった。もともとすぐ胃を悪くしてしまう子で、今回はアンパンを食べた後くらいから気持ち悪くなったらしい。食べさせてしまったのは私なので、とても責任を感じてしまう><;)ゴメンよ〜!とにかくこうなってしまっては動かすわけにはいかず、トイレの待合室で休み、私は苦しそうなユカをただただ見守ることしか出来なかった。薬を飲んで2,30分休むと少し良くなったようで、斎宮はサラッと見て体調に気をつけながら次の目的場所に向かった。旅途中に体調を悪くした方もたくさんいると思うが、やっぱりその度思う“健康第一”!!ユカ!日本でちゃんと病院で看てもらった?心配なんだぞー!!>m<)

「勝手ながら“お気に入りに”決定☆」

この天塔内のトイレは中国では星がつくほどキレイで、常に声の大きなオバちゃんが世間話をしながら掃除して衛生を守っている。園内も至る所に清掃のオバちゃんがいて、常に園内をキレイに保ってくれている。この壮大に続く豊かな緑々芝生と木々、長く深い歴史がある建築物、そして現在は地元のお年寄りの憩いの場である“天塔”。勝手ながら私のお気に入りになりました☆実はこの夏休みまた行ってきました☆^V^)☆みなさんも機会があれば一度朝早くから行って中国の“老年人(ラォニェンレン)”のパワーを感じてみてください!!


「迷路(ミィルー)」

次の目的地“北京中華民族園”に向かうのはいいが、どのバスに乗ればいいんだ〜>■<;)どれも民族園の名が載ってなく、バス停をはしごにはしごしたが、結局見つからず、また前門あたりまで歩くはめになった。北京のバス事情が分からない!!バスが多く、多いことは悪いことではないが旅慣れしていない人は迷路(道に迷う)しやすいと思う×q×;)

結局途中さすがに歩きつかれた私たちはとにかく北京駅に向かえばどうにかバスが出ているだろうっと言うことになり、バスで北京駅に向かった。駅のバス停で“民族園”と書いてあるバスを見つけ、これだろうととりあえず何も考えず乗り込んでしまった@■@;)出発してから切符売りおばちゃんにガイドブックを見せながら尋ねてみると、このバスは違うとのことである×▲×;アイヤッ!しかし、このオバちゃが良い人で「ちょっと待って」と、私たちのために民族園まで行くバスの乗り換えルートを調べてくれた。ルートを説明してくれる時もはっきりと喋ってくれ「聞き取れる?」と確認してくれ、私たちがあまり分かってない分かると紙に書いてもう一度確かめてくれた。バスは乗り間違えてしまったが、このような人の暖かさに出会えるのは感謝するばかりだ!>▽<)旅っていいな〜☆

「旅って…」

民族園は郊外の北西部に位置し少し遠い所にある上にバスを乗り間違え乗換えを繰り返し、かなり時間をロスしてしまった=ヘ=;)バス停から民俗園は見えず、閉館時間の事もあり少し焦る私たちは人に道を尋ねながら、民族園を目指した。途中また道が違ったようなので、2人組のおばちゃんに「あ、すいません。あの…」と、途端に「ハッ!?何!?ビックリさせて!ウチら話しとる途中に、いきなりそんな声ではなしかけたらビックリするやろー、バカ!!」と大声で叫ばれ、ビックリし言い返したかったが、普段口喧嘩なんてしないせいか日本語でさえ文句の一つも返せなかった。おばちゃんはまだ私に文句をガーガー言ってくる、もう後ずさりするしかない…;m;)おばちゃんはひとしきり文句を言って、私に不快感だけを教えて去っていった。そんな声ってどんな声だよ!?道を聞いただけで怒られたのは初めてである…ああ〜なんだったんだ〜<(;■;)>旅って…色んな人との出会いですね……







「少数民族のテーマパーク☆」

中国は全人口の92%を占める漢族と残り8%を占める55の少数民族から構成されている。この民族園はその55の少数民族の住居が原寸大で建てられている。45万uの広大な敷地で55の少数民族の風俗や習慣を説明する資料を展示しているほかに、各民族衣装を身にまとった係員が民族踊りや歌、パフォーマンスを見せてくれる。ここで中国55少数民族が一気に楽しめます!!と、いわば少数民族好き(?)にはもって来いの“少数民族テーマパーク”である☆

 そんなこんなしながらも、何とか民族園に辿り着いた私たち。民族園は正確に言うと、北園が“中華民族園”と南園が“中華民族博物館”と分かれており、通し券の65元(学割)を購入。この通し券が飛び出す絵本式にうまく折っており、チケットを広げると民族園と博物館のB5ほどの地図が立体的に出てくる☆o☆)単純だが、喜んでしまう仕掛けである。

 とにかく全部回りたい!!が、時間が4時近くになっていたので最初は少し焦っていたが、だんだん時間を忘れていた=3=)♪

 55の民族全てを紹介することは無理だが、良かった場所は…

 北園はチベット、ラサの八角街にラマ教の轉経筒・タイ族の曼飛龍塔・高山族の雅美船に日月潭水上舞台。南園は維吾尓族の蘇公塔・納西族(?)の大理三塔・望天樹などなど。一番良かった場所はラサの八角街だろうか、もちろん本物の八角街ほど賑わってはないが、チベットの建築物やアジア系雑貨やアクセサリーが好きな人は絶対好きな場所だと思う。私はここでインドのお香を買ったがもちろん値段交渉をする。確か5元程しか下げられなかったが、店員はどの人も愛想が良かった。他にもそれぞれの場所の民族衣装を着た少数民族の係員も皆快く一緒に写真を撮ってくれた。衣装のレンタルもしていて、中国の若い女性が着て家族と写真を撮っていた。なかなか似合っていたし、民族服はやはりカラフルで綺麗である^H^)ここでは私たちも写真を撮るのに専念していた>0=)**☆★パシャパシャ☆★

 私たちが行った時期は特に大きな休みの時期ではないため、観光客も少なく、パフォーマンスはいちお色々くまれているが場所と時間がうまく分からず一つくらいしか見れなかった。中には入れない場所や工事中の場所もあった。やはりこういう所は休み期間に来るものか!?しかし人が少なく写真が撮りやすいことは良いことだ♪

 しかし、やっぱり民族園は広い!!2人で少し急ぎつつ北園と南園を閉館時間19時ギリギリまで回ったが体力も持たず、全てを見ることはできなかった。45万uは本当に広大である!>△<)遊覧船や遊覧車もあるらしいが是非自分の足で歩こう♪良い運動になる♪他にもガイドや展示物、民族食などあるらしい…民族食は怪しい気がするが……@−@)

「えっ…ナイ!?」

 民族園からバスに乗り、空もすっかり暗くなった北京駅に戻ってきた。さあ、あとはチケット買って天津に帰れば旅は終了だ〜〜(^3^)/北京駅の切符売り場はいつも人で凄まじい。北京で買うのは初めてなので、ドキドキしながら「天津まで!!」「あ?天津……もうナイ。終わったよ」「えっ…ナイ!?」*■*;)おばちゃん曰くもう天津行きは売り終わったらしい。試しに他の台にも聞いてみたがやはりナイ*■*;)ヤバイ、どうやって帰ろうか…?横から個人バス紹介のおばちゃんおじちゃんが「お姉ちゃん、天津までか?高速使うし早いのあるよ、さあ、行こう行こう!」と誘ってくる。こういう個人バスはトラブルに巻き込まれてしまいそうなので利用したくないが、これしか方法ないのかと思ったが、試しにもう一度他の台で天津行きがないか尋ねてみた。するとおばちゃんが「天津それとも天津西?どっち?あ、天津駅はもうないよ。」そう、天津は大きい駅が天津駅と天津西駅、天津北駅とあったのだ。そんなこと全く思いつかなかったし、私たちは天津西駅がどこか知らなかった。横から個人バスのおじちゃんが「天津西とかめちゃ遠いぞ〜!」と脅されたが、個人バスを使うよりいいよね!!っと「天津西2枚!!」(>■<)V

「あい きゃんと 
        すぴーく いんぐりっしゅ」

 
 無事に天津西駅までの列車に乗り込んだ私たちは席が離れていたが、優しいおじちゃんが変わってくれた^▽^)ありがとう☆おじちゃん♪そんな私たちの席にお向かいさんが康師傳のラーメンと英語の雑誌を持った欧州系のおじちゃんだった。中国人は彼をジロジロ見ていたのであまり見ては失礼だと思い、ユカと日本語でベラベラ喋っていた。駅員が切符を検査しに来た時私は駅員に到着時間を尋ねた。すると、そのおじちゃんは私に「9o’clock?」と尋ねてきたので、オウム返しで「イエス、9o’clock」と答えた。その後少し何か私に話したのだが…私は聴不?(ティンブドン・聞き取れない)で話しが続かなかった。あい きゃんと すぴーく いんぐりっしゅ…=■=)列車を降りた後おじちゃんが心配で「ウェア アーユー ゴーイング?」とつたない英語で聞いた。どうやら行き先の名刺をタクシーのおじちゃんに見せて行くようで、タクシーのおじちゃんに「この場所ちゃんと知ってる?」と念押ししたが、ちゃんと無事に着いただろうか。ああ…英語が少し喋れればあの欧州のおじちゃんをもう少し安心させてあげられたのにな〜。やはり英語はちゃんと勉強しておくべきでした…=■=;)

「ただいま〜」

 かくいう私たち、天津大学までのちょうど良いバスはないが、ここからタクシーは夜だしお金がかかるのでやはり庶民の足バスでなるだけ近い所まで行こう!!と何処でバスを待つかもよく分からないバス停(駐車場??)でいつ来るか分からないバスをひたすら待った。やはりバスを待つ場所を間違えていたが、何とか最終バスに間に合った。この2日の疲れが残った体を揺らしながら電気もつかない薄暗いバスは帰路を目指した…=。=)zzzZZZZZ


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