☆サトミの「天津留学日記」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第一回　　2004．5．6

みなさん、こんにちわ!!サトミです　（＾＾）
★今回の「留学日記」は第一回と言うことで
「私が天津に初めて訪れた日」をお話しようと思います☆

「福岡空港…」

２月１６日福岡空港で友に見送られ、号泣しながら故郷福岡を旅立った。
一年という短い別れだけど友ダチからの激励には改めて友ダチの大切さを思い知った。
みんな、愛してる★

「笑うおじちゃん」

天津大学のお隣り南開大学に留学する友ダチと私３人で飛行機に乗り込み２、３時間で北京空港に到着！
２月半ばなので、やはりまだまだ寒い。

北京空港は相変わらず物静かで、だだっ広い！
明るい音楽をかけてくれ…。

そこからは事前に連絡を取っていた南開大学の迎えのバスで天津に向かった。迎えに来てくれたおじちゃんは天津の人で40歳くらい、つたない中国語の私たちと天津のことや、最近のニュースを話して笑ってくれた。
しかし、中国人は基本的に笑顔はないが優しい人は優しく（もちろん悪い人もいる）、人が良いとそれだけで嬉しくなる、単純なのだろうか…？

「それでも走るか…！」

天津に向かう途中に出会う数々のトラック。大型トラックの荷台には石やらゴミやらダンボール…
ありとあらゆる物を大した安全対策も取らず無造作に積み込んでいる。
「オイオイオイ、落ちてきて事故ったら誰が責任取るんだ!?お願いだからちゃんと縛ってくれ～　＞皿＜；」

他に見られるのは、これまたトラックの荷台に乗り込む中国人、２月の激寒い風を思いっきり受けながら、険しい顔で彼らは何を考えているのだろう？私はそんな彼らを観察するのが大好きだ　＾＾：）

「えっ!?学校もライトアップ!?」　

天津に着いたころにはもう夜で、街は赤やオレンジ、青と色とりどり華やかにライトアップされていた。
北京に近いとは言っても、やはり少し田舎を想像していた私は天津のエネルギーにただただ圧倒され、車の窓にかじりついていた。

しばらく行くと運転士のおじちゃんが「ほら、これが天津大学だよ」っと右側を指差した。
「えっ!?」と見ると、そこには屋根のふちが青と白のネオンで飾られた、どデッカイ校舎が目に飛び込んで来た。
「何んだこりゃ…!?学校!?　＝■＝：　ここに入学するのか…」
その外観からまだ知らない未知の天津大学におびえてしまう私（今は帰ってくると安心してしまう＾皿＾）。学校はとにかく広くて車で走っているのに、「どこまで続くのだっ」と思う程だった。

さすが、中国。しかし、学校も病院も赤や青のネオンで飾るのは日本人にはない感覚だ。

「笑うおばちゃん」

さて、そうこうしている内に南開大学に到着、おじちゃんとまた会おうと笑顔で別れた。
天津大学の寮を予約していない準備が不充分な私は、その日は友ダチ二人と南開大学に泊まる。
南開大学の寮のフロントは床が大理石チックで明るくキレイで、受付のおばちゃんも優しかった!

中国は交渉次第で泊まる所もどうにかなるだろうという気でもいた私だが、部屋があるかと内心ドキドキ、気が気でなかった。
私はおばちゃんの笑顔に安心しつつ部屋まで重い荷物を運んだ。フロントは明るくてキレイだったが実際泊まる寮は別棟で（4楼だったかな？）薄暗くもの寂しい感じで、友ダチ３人で気分が落ちてしまった　＝■＝；）。
荷物を置いてから、友ダチ２人はこの部屋が気に入らず、他の部屋がないか探しに行くということになった。
先ほどのフロントの棟の寮を見せてもらったが、４楼とさほど変わらない感じだった。

しかし、もう一つある愛知大学会館（愛大会館）にも行ってみようということになり、そこで出会った日本人に頼んで部屋を見せてもらった。さすが、ほとんど愛大用なだけありフロントも部屋もまるでホテルのようで、友ダチ２人は一気にテンションが上がって、ここに住む!!っと張り切っていた。その日は結局泊まれず、また明日来いとの事だった。

その日の夜ご飯は友ダチが日本から持ってきたセブンのおニギリを有難くいただき、日本の音楽を聞きながら、旅の疲れと初めての天津にきた緊張と日本と別れた寂しさで３人は大泣きで夜を越してしまった…　；▲；）。

「スマイル　＾U＾」

天津の人は全体的に北京の人に比べると優しいと思う!!
去年より私が中国に慣れたせいなのか??もちろん全部が全部優しいなんて国は何処にもないが、こっちが笑うと向こうも笑ってくれる。
言葉があまり通じない分、人の笑顔がやはり嬉しくなる　★☆＾V＾)/
私は天津のそう言うところが好きだ　＾U＾)/

2004.5.6