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■深センの治安
情報によると、住人登録をしていない人も含めて、今、深センで暮らしている人の数は1000万人近いという。同時に、国の人口部門が公開した深センの戸籍人口は150万余りしかない。
深セン警察の統計によると、犯罪事件の9割は流動人口である。今、深センは流動人口の管理が及ばない事と、警察数が少ない事が、直接、市民の安全に影響している。
数字による深センの治安状況はとても厳しく、2003年1月〜8月までに犯罪事件が5万件余りある。強盗、窃盗事件が大幅上昇する勢いを示している。
■マカオの治安
「マカオは帰還する前と比べて、治安がよくなっていると思いますか?」とマカオの町で、ある歩行者が記者からこの質問をされたときに、
その人は輝いた笑顔で「今の治安はとてもいいです、本当にいいですよ。」
返還する前には、暴力事件が多かったが、帰還後、マカオの治安に根本的な変化が見え始めている。
国家公安部のある高級官員がマカオを訪問してこう言った。
「今のマカオは既に世界中でもっとも安全な都市の一つです。」
■広州の治安
広州は人が集まってくる町で、バスで窃盗、強盗事件などがよく発生している。
一つの都市の現代化がただの経済が発達しているだけではなく、文化、環境も大事な要素である。
治安が悪い、市民たちの安全感がない、旅行者などが恐怖を感じるなら、この都市は現代都市とはいえないであろう。
■上海の治安
今、上海で暮らし、仕事をしている外国人が6万人を超えている。
毎年数万人の外国人が上海を訪れる。
「上海は国際大都会として、110番のサービスが国際レベルに達さないといけない。」
上海市公安局司令部責任者がこう言った、外国人が緊急状況の時に110番に通報できるように、去年5月から、英語、日本語、ドイツ語、ロシア語、フランス語、韓国語、アラビア語、スペイン語など8種類外国語110番サービスを実施している。
公安局内部から18名の通訳ボランティアを厳選した。
今まで、外国人通報が100回以上あり、主に事件、治安、交通、問合わせ、救助など。
そのうち、問合わせと救助が最も多い。
このことから見ても、上海の治安はよいといえるだろう。
外国語サービスがあった為、すべての事件は解決されている。
■香港の治安
香港政府保安局責任者がこう言った。「返還後の香港治安は良好、安定の状況を維持している。犯罪率と暴力事件は減っている。」と。
ただ、16歳以下の青少年犯罪率は一割増えている。
この状況に対して、原因究明、対策を考える。香港は継続して世界中で最も安全な都市の一つを保つために、香港警察と各種規律部門は続けて厳しく犯罪を打撃し、政府も先進通信機材などを導入し、警察の素質と効率を高める。
■大連の治安
去年の7月から、「治安予報」掲示板は大連市の主要交差点、交番の近くなどの場所で設置された。
この「治安予報」実施以来、国民は回りの安全状況を理解し、防犯意識が強まった。
その結果、強盗、窃盗事件は明らかに減っている。
良好な社会効果を得ている。 なかなか治安のいい都市である。
■北京の治安
北京市公安局は北京市内で53箇所の地域の治安重点整理に力を入れた。その結果、これらの地域の犯罪率は大幅に減っている。オリンピックを前にして、改善されて来ている。
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